家族が増えた、またはお子さんが独立して人数が減った、老後を考えて地方に転居するなど、長い人生のさまざまなタイミングでマイホームの住み替えを検討する方は多くいらっしゃいます。
この記事では、ライフイベントのほかにどのようなタイミングで買い替えを検討すべきかの参考となる情報をお届けします。
買い替え時のローン返済をどうすれば良いか
買い替えの場合最初に確認する必要があるのは、マイホームのローン残債です。
手元に資金があったとしても、残債でその後の資金計画は大幅に変わります。
たとえば残債があって預金がない場合と、完済目処が立っている場合とでは買い替えた後の返済額に開きがあるだけでなく、そもそも買い替えを断念しなければならないケースも考えられます。
残債があった場合は、先に現在のマイホームを売却して返済にあてたり、次の住宅の購入資金としたりする「売却先行」をおすすめします。
余裕のある資金が手元にある場合は、買い替え用の物件を先に購入してから、以前の物件を売却する「購入先行」も選択できます。
なお資金なしで購入先行した場合は、早く売却したいという思いから、低い価格で売ってしまうことにもつながりますので、注意が必要です。
マイホームを買い替えるメリットは?
マイホームの買い替えには、大きく分けて3つのメリットがあります。
1つ目はライフスタイルにマッチした生活ができることです。
お子さんが生まれたタイミングで学校が近くにある物件を購入し、お子さんが独立して夫婦二人になったら、空気の良い地域で2人暮らしにジャストサイズのお宅を選ばれるなども素敵な暮らしです。
2つ目は「住まい」の資産価値をあげられることです。
マンションから駅近の戸建住宅への住み替えなどは、広い土地の資産が加わるためご自身の所有する資産の価値が上がったといえるでしょう。
最初に購入する物件をステップにして、住み替えによって資産価値をあげていくのも1つの方法だといえます。
3つ目は住宅ローンの完済ができない場合も、住み替えならば「買い替えローン」が利用できるために家の売却が可能になります。
通常は家の売却には抵当権の抹消(住宅ローンの完済)が必要になります。
事情があって引っ越す必要が出てきた際、売却しても完済ができない場合に活用できることは大きなメリットではないでしょうか。
買い替え時の借入額を年収からみてみよう
最後に適切な「借入可能額」の目安がどの程度なのかを見てみましょう。
一般的には、返済額が年収の25%以内であれば安心できるとされています。
年収が400万円の場合では借入額としては2,720万円程度、600万円では4,080万円程度の借入額が目安とされています。
まとめ
マイホーム買い替えのタイミングは、人によってさまざまです。
ご自身にとってベストなタイミングを見つけるため、ぜひ参考になさってください。
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