一戸建ての購入を検討しているなら、将来的な住宅のリフォームの必要性を確認しましょう。
とくに費用がかかりやすいのは、外壁塗装やシーリングの貼り直しです。
一戸建て購入前に、リフォームの必要性をチェックして、最適な外壁材を選ぶようにしてください。
一戸建てのサイディングとは?
サイディングとは、外壁材の一種で、一般的にセメント製や金属製のものを言います。
古い家ではモルタル素材が用いられていましたが、最近はサイディングを使う一戸建てが増えています。
一定サイズの板を壁に貼り付ける方法で、部分的な貼り替えが可能となる素材です。
また、部分的に色や素材を変えて、住宅をデザイン良く仕上げることもできます。
パネル状の素材を壁に貼り付ける方法のため、施工期間が短くなるメリットもあります。
施工価格が安いため、現在ではもっとも普及している外壁材です。
板のつなぎ目には防水・密閉のためにシーリングをおこなうことで、壁の内部に雨が入り込むことはありません。
ただし、外壁材を長持ちさせるためには、塗装やシーリングの補修など適切なメンテナンスが必要です。
一戸建てのサイディングのリフォームの時期は?
サイディング材には大きく分けてセメントに繊維質を混ぜた窯業系、金属系、木質系、樹脂系と4種類あります。
タイプによって耐用年数は変わりますが、一般的に20~40年くらいが目安です。
ただし、3~30年前後で表面の塗装やつなぎ目のシーリングの貼り替えが必要となります。
木質系は塗装頻度が高く3~10年ごと、窯業系や金属系は10~15年ごと、樹脂系は10~30年を時期にメンテナンスをするといいでしょう。
定期的に塗装やシーリングの貼り替えをすることで、サイディング材本体は40年以上もちます。
とくに窯業系は丈夫な素材であるため、人気の素材となっています。
とはいえ当然ながらサイディングも長年の紫外線や雨風などの影響を受けて劣化します。
メンテナンスをしないで放置すると、耐用期間は短くなります。
一戸建てでサイディングリフォームをする理由
一戸建ての外壁にサイディングを使うと、定期的なリフォームが必要です。
リフォームが必要となる理由は、外壁は紫外線や雨風にさらされており、経年劣化するためです。
そのまま放置してしまうと、外壁が水を吸ってしまいます。
水が壁の中に入り込むと、柱・断熱材など内部を傷めるため注意が必要です。
内部まで水が入り込み損傷すると、サイディングのみ交換するよりもリフォーム費用が大幅に増えてしまいます。
定期的に外壁の塗装とシーリングの補修をする理由は、壁の内部に水をしみこませないようにして、建物自体を長持ちさせるためです。
外壁にチョークの粉のようなものが浮かんでくるチョーキングや、ひび割れが出始めたら、リフォームの時期でしょう。
まとめ
一戸建ての外壁にサイディング材を使うなら、定期的なリフォームが必要だと考えておいてください。
リフォームは建物を長持ちさせる効果があります。
サイディング自体は費用が安くなりますが、一戸建てでは定期的なメンテナンス費用がかかると考えておきましょう。
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